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ノーマライゼーション [一般学術]

いわゆる障害者の自立と社会参加を促す概念。
障害者の生活をできるだけ普通(normal)に近づけていこうということ。
障害者を特別なものとして一般社会から隔離し、非障害者との共生を妨げがちだった従来への反省から言われるようになった。

多い誤解として「ノーマライゼーションとは障害者を《障害がない状態》にする、すなわち『普通にする』ことである」「障害者に特別なサービスを提供するのはノーマライゼーションに反する」などがある。そうではなく、障害者が障害があっても普通に暮らせる状態を創出し、そのために必要なら特別なサービスやケアを適宜おこなっていくのが、真のノーマライゼーションである。

「バリアフリー」などはノーマライゼーションを進めるために導入されているが、もっとも必要なのは「心のバリアフリー※」であるのは言うまでもない。
※車椅子の人にとっては階段などは深刻な障害(=バリア)なのだが、それよりももっと大きなバリアは、「健常者」を自称する非障害者が障害者を自分たちとはちがう種類の人間であるかのように見る気持ち→心なのだ

「障害がある人」に特化した配慮ではなく、誰にとってもバリアフリーな状態を想定していくことでノーマライゼーションを実現しようとするスタンスや、その成果が「ユニバーサルデザイン」。